pixiv サマーインターンに参加した話
こんにちは、
黒岡モナ(@i_am_mona51)です。
この夏、なんと２回、ピクシブ株式会社さんへインターンに行かせていただきました。
これで最後のインターン記になります。お付き合いください。笑
参加したインターンはこちらです
前回のインターン
が総合職・技術職の両方が対象だったのに対し、
今回は総合職オンリーのインターンでした。
何やったの？
今年の2月、pixivから初のエナジードリンク
"pixiv DORADO"(以下DORADO)が発売されました。
今回はこのDORADOを
「予算１００万円以内で認知度を向上させ、欲しいと思わせるような施策を考えよ！」
ざっとこんな感じでございます。
このインターン、３日間で終わってしまうので、時間との戦いでした。
1日目
やはり、インターン初日は雨なんですよね。
いつものように京都駅から新幹線に乗り、東京→千駄ヶ谷へ。
午前中はイントロダクション・自己紹介・課題についての解説など。
今回１番印象的だったのが、
参加者の強烈さ。笑
もちろんいい意味です。
何十高という高校を回り、高校生に向けて講演を行ってきた人、
広告研究会でぶいぶい言わせてる人、
個人事業を行ってる人、
御殿場までキックボードで行った人などなど。
一人一人が面白いエピソードを持っていて、
〇〇をしてきた、とはっきり言える人たちばかりでした。
正直、ビビりつつ。笑
でも話してみると気さくな人たちばかりだったのでこの３日間安心して課題に取り組めるなと感じました。
お昼は今回のインターンに関わってくださる社員さんたちとランチをし、
DORADOの責任者の方からDORADOとはなんぞや、というプレゼンを聞き、
メンターの方からマーケティングとはこんなもんですぞ（参考程度にしてね）、という講義をしていただき、チームに分かれて取り組み開始。
チームは全部で３チーム。
１チーム ２〜３人に分かれました。
大学で専攻しているのが主にマーケティングなのですが、
今回学んできた知識が本当に随所で役に立ちました。
ただ講義を聞いているだけでは身につくことはない、
実践して初めて勉強したことになるのだと思いました。
メンバーは
広告研究会でぶいぶい言わせてる人（ジロー）
個人事業を行ってる人（かずくん）
そして私、ピクシブのインターンをおかわりしまくってる人（もなっち）です。
かずくんが論理的にみんなの思考を綺麗に整理してくれ、
ジローが矛盾してるとこ、問題点、などブラッシュアップしてくれていました。
そんな二人に助けられつつ。
1日目は戦略・戦術・施策の
戦略〜戦術レベルまでなんとか持っていけたので良かったです。
こういう時間のないインターンの場合、
誰かが出した良さそうなアイデアにとりあえず乗っかっとくか！！
みたいなことになりがちなのですが、
一人一人が納得して、進めていくことができました。
基盤がしっかりしてるので共通認識がズレるということが最後までなかった気がします。
2日目
この日が１番苦しかったです。
「産みの苦しみ」この一言に尽きます。
2日目の朝会では
「今日の１６時か１７時にはプレゼン資料作り始めたいよね〜」
って感じだったんですが、
やはり一筋縄ではいかず、１８時ごろまで具体的な施策が決まっていない、そんな状況でした。
これを見かねたかずくんが、ブレストしよう。と声をかけてくれ、
そこでやっといい感じのアイデアが出てきました。
それぞれが出したアイデアがそれぞれに良かったので
どこをくっつけて、どこを捨てるか、
そこに１番時間を割きました。
結局この日は２２：３０ごろまで会社に残り、
とりあえず各自slackで連絡を取りながらプレゼン資料を作っていこう、という運びとなりました。
3日目
この日は会社の全体会議と全社ランチがあるのであまり作業時間はありませんでした。
全部で２時間ほど作業した後で最終プレゼンタイムへ。
この時思ったのですが、
プレゼンに緊張することが少なくなったな、と。笑
役員の方もいるので、多少は緊張しましたが
話始めるとあんまり気にならなくなり、プレゼンは場数だなと。
学生３チームと新卒１チーム対決だったのですが、
各チームそれぞれの色が色濃く出ていました。
独創性が強いところ、現実性が強いところ、それぞれにいいなと思わせてくれるものがありました。
正直、我々のチームは
「勝てるんじゃない？(￣ー￣)」
という感じだったのですが、
結果は敗北。
非常に非常に悔しかったです。
悔しかったので自分なりに何が悔しいのか分析してみました。
社員さんのフィードバックを見るところ、
おそらく自分たちが伝えたかったことが伝えきれなかった、
ここだと思います。
メンバー同士では共通認識がしっかりとあったので分かってはいても、
それを聞いている側に共有できていませんでした。
違う、そうじゃない
こう思ってもプレゼンのチャンスは１度きり。
プレゼンの資料の作り込みにあまり時間を割くことができなかった、
タイムマネジメントが弱かった、
すべての原因はここだと、
終わった後メンバーで反省をしました。
しかし。
悔しい結果でしたが、本当にこのインターンに参加してよかったと思います。
自分の弱み・強み
これがもろにわかりました。
特に弱みは前回のインターンである程度把握できていたので、
今回さらに強く感じました。
それから、
同期の学生にたくさん刺激をもらいました。
今のままだと確実に就活で負けます。
少なくともこの人たちと同等のところまで並ばなければならない。
そう思いました。
当面の目標としては、
今回のインターンでわかった強みは今の倍以上に大きくする、
課題点は、ひたすら本を読むことで鍛えていこうと思います。
最後に
インターンどこ行こうか、
迷っている人は１度ピクシブ株式会社さんへ行ってみてください。
一人でも多くの人が興味を持ってくれると嬉しいです。
あと、今回pixiv DORADOをめちゃくちゃ飲みました。笑
1日に４本とか。
飲みやすいし、個人的な想いもかなり入っているので、
気軽にコンビニで買えるようになるといいなと思います。
エナジードリンクはDORADOでしょ、とみんなが思う日が来るまで周りに布教していくことを誓います。
読んでいただき、ありがとうございました！
ピクシブに総合職としてインターンに行った話（２回目）
お久しぶりです。
黒岡モナ(@i_am_mona51)です。
今回は、8/29(月)〜9/2(金)まで行われた
"pixiv SUMMER BOOTCAMP 2016"
に参加したお話を書こうと思います。
実は２回目
はい、以前このブログを読んでいただいた方ならお分かりかもしれませんが、
ピクシブさんにインターンに行かせていただくのは２回目なんです。
前回のインターンが楽しくて仕方がなかったので、再度お願いしてみたところ、ありがたいことに参加させていただくことになりました。
与えられた課題
今回はpixivプレミアムチームに配属されました。
（前回はpixivのECサービスであるBOOTHチームでした）
pixivプレミアムとは月額540円（税込）で様々な機能が利用出来るようになるサービスです。
"まだプレミアム会員ではないユーザーに対して、
「pixivプレミアムに入ってみませんか？」という訴求を行うメールを作成・送信"
という課題をいただきました。
正直、これを聞いた時は「今回はスムーズにいけるんじゃないか・・・！？」
と思ったのですが、後からとんでもない相手だったと気づきます・・・。
同じ課題に取り組むメンバーはPくん。
二人でこの課題に挑むこととなりました。
５日間何やったか
東京へは8/27から前乗りしていたので、朝、八丁堀から千駄ヶ谷へ向かいました。
前回もそうだったんですが、インターン初日は雨に見舞われるようです。
訴求メールは、
送信対象・メールの文言・送信時間
といった細かいところまで私自身が決めて良いとのことでした。
なので、
１日目は
まずpixivプレミアムとはなんぞや、というお勉強をしました。
pixivプレミアムは1か月は無料で体験出来るそうです。
お絵かきしてるユーザーにはお絵かきソフトが無料で使えたり、senseiというお絵かき上達の動画が見放題といった魅力的な機能が多いなという印象を受けました。
勉強した上で、送信対象はどういう方向性で行くか（ふわっとしたもの）・仮説を考え、KPTを行い終了しました。
KPTとは、１日の業務内容を
K：Keep（良いこと・続けていきたいこと）
P：Problem（現状ある問題）
T：Try（問題をどうしていくか）
に分けて振り返る時間のことです。
インターン期間中、私のチームでは18:30〜19:00までの時間を使って行われていました。
２日目（火曜日）
この日は朝一で、送信対象をかなり細かく決めました。
例えば
"2016年7月以降に『描き方』『メイキング』『講座』のいずれかのワードで検索かつ、
イラスト投稿経験なし、日本語設定の一般ユーザー"
といった具合にです。
そしてここから叩き出されたユーザー数と送りたいメールの数とを照らして、
少なければセグメントをもう少し広げて切り、多ければもう少し狭めて切り、という風にしました。
そしてこれが決まれば次はメールの文言です。
そんなこんなで１通目が完成し、18:30頃には12,000人程度に、私が書いたメールが送られました。
CVありますように・・・・！こう願ってKPTを行い２日目は終了。
３日目(水曜日)
この日は午前中、会社全体の会議があり、そしてそれが終わると全社ランチがありました。
全体会議の和気藹々とした感じがすごく印象的でした。
全社ランチでは社長の片桐さんと同じテーブルになり、３つほどすべらない話を伝授していただきました。もう既に４回くらいは使わせていただいております。
午前中は作業ができなかったので午後１で、２日目に送った１通目のメールの結果が知らされました。
なんとCV・CVR ０！
正直、「いくらなんでも０はないでしょ」と高をくくってたので、割とショックが大きかったです。
しかし、メンターさんのshibさんやjaggyさんに励まされながら、
２通目のメールの作成に入りました。
１通目の結果を踏まえ、何がいけなかったのかを分析し、
変えるところと変えないところを考えながら、２通目が完成。
２日目とほぼ同じ時刻18:30頃、送信対象おおよそ5万人に送られました。
今度こそ結果出てくれ・・・！そう願いながらこの日もKPTを行い、終了。
４日目(木曜日)
朝一でメンターのshibさんから結果が伝えられました。
何と。まさかの。０。
頭を抱えましたね。思わず。
メールでお金を出させるってこんなに難しいのかと。
で、ここまで２通送ってきたのですが、以前pixivプレミアムが３ヶ月無料キャンペーンを行っていた時に送ったメールを見て思ったことがありました。
「無料っていうワード強くない？？」
「メールって長いと読まないよね」
「スマホの通知で魅力的なタイトルだったら開くよね」
そもそものところで大事なことを見落としていた気がします。
「こういうユーザーだったら、こういう機能を文章でうまく推せばプレミアム会員になるでしょう。」
という私の仮説は間違っていたようです。
１か月無料・短く
最終たどり着いた答えはこれでした。
１か月無料を推して、とりあえず体験してもらう。
よければ継続してくれるのでは。と考え、これだけをメールに大きく・わかりやすく書くことにしました。
そして３通目は10万人ほどに送信されました。
４日目なので最終日のプレゼンを作りつつ、この日もKPTを行い、終了。
３通目の結果が出ないと、
どんな顔をして最終日のプレゼンを迎えていいか分からないので
「とりあえず結果出て・・・」という感じでした。
５日目(金曜日)
朝一でjaggyさんから結果をいただきました。
すると。奇跡が。
わずかながらCVが出ていました！！！
やっぱり１、２通目の仮説は単なる妄想に過ぎなかったのです。
メールはいかにわかりやすく魅力的な内容を伝えるかということが大事なんだと痛感しました。
この日は15:30から最終プレゼンだったので、午前中はずっとスライドを作成・そしてリハ。
午後はギリギリまでスライドの調整に追われました。
発表では、他のインターン生の成果報告が素晴らしかったです。
「〇〇%上昇しました」「目標の〇割を達成」
などなど。
２回目ともなると、さほど緊張せずに発表を終えることができました。
そして１８時頃から場所を近くの居酒屋に移して打ち上げが行われました。
得られたこと
メルマガへの知見が得られたことが１番の収穫だったと思います。
日頃何気なく見ている・見ていないメールも誰かが緻密に考え送られているものなんだと気付きました。そしてその狙いはどこにあるのか、どこに反映されているのか。
我々が得た結果はわずかなものでしたが、メールのタイトルを少しいじるだけで開封率がぐっと下がったり、また、メールの冒頭にURLを持ってくるだけでクリック率が大幅に向上したりなど。
細かいですが、無視できない要素として様々な知見を得ることができました。
前回は全体を見ながら指揮をとることにかなり苦労しましたが、
今回は個人作業が多く、頭の中で考える時間がかなりの割合を占めました。
こういう仮説を考えたけどこれはなんで導かれたのか、
送信対象はなぜこういうものになったのか、
常に理由付けを必要とされました。単なる感覚ではなく、説得力を持たせるにはどうすればいいのか、ということと常に戦っていた気がします。
２日目、３日目とどん詰まりの時間がありましたが、
メンターさんのshibさんとjaggyさんのお陰でなんとか終えることができました。
要所要所でいただいた助言にかなり助けられました。ありがとうございました(T ^ T)
その他
やはりピクシブという会社は社員さん同士のコミュニケーションが活発でした。
オフィスもオープンですが、物理的なことだけでなく、見えない部分もオープンだと感じました。
あと、我々がいたpixivプレミアムチームの皆さんは（特にメンターの方々）
了解の返事の代わり？に
「おす‼︎」
と言っていて、なんかそれがかっこよかったです。笑
兎にも角にもこんなに実践的なインターンはあまり見たことがありません。
総合職を目指す方には是非、１度ピクシブさんのインターンに行って欲しいと思います。企画してハイ終わり。のインターンではありません。
企画して実行して、分析してまでがピクシブさんのインターンです。
このブログを見て、一人でも多くの方がピクシブさんのインターンに興味を持ってもらえると嬉しいです。
あとオフィスの素晴らしいところ
・フリードリンク制度（朝コンビニで水とかお茶を買わなくていいって素晴らしくないですか？気分転換にもなります。）
・椅子が最高
・机が１つに繋がってるのでちょっと動けば他のチームの人とも話せる
などなど。
オフィスについて詳しく知りたい方は
これとかどうぞ。
ではでは。
超文系女子がピクシブのインターンに行った話。
みなさん初めまして。
MONA(@i_am_mona51)です。
今日はpixiv 2016 SPRING BOOT CAMP(以下:ピクシブインターン)に参加した話を書こうと思います。
参加したのはこちらですね
なぜ参加したか
とりあえず大学２年生の春休みにインターンシップに行ってみようという漠然とした思いがありましたので、探していたところ、こちらのインターンシップを発見しました。
総合職と技術職が一緒のチームで課題に取り組めるところが超魅力的でした。（私は超文系女子なのでもちろん総合職です）
あと、代表の片桐さんが大学時代に映像制作に没頭していたという記事（32歳の中二病患者──ピクシブ代表取締役社長 片桐孝憲｜メンズファッション、時計、高級車、男のための最新情報｜GQ JAPAN ）
を読んで勝手に共通点を感じて、お会いできたらいいな・・・と思ったからです。
インターンの中身
今回は実際にある、ピクシブのプロダクトを改善したり新たに機能を加えたり・・・という実践型のインターンでした。
参加者18名のうち総合職が5名、技術職が12名、デザイナーが1名でした。
総合職の応募者数だけお聞きしたのですが、思わず
「・・・・・・ｪｪｪｪｪｪ(ﾟДﾟ)ｪｪｪｪｪｪ」
ってなっちゃう人数でした。。
選んでいただいて本当に感謝です、、、、、、！
実際に何をやったのか
私たちのチーム（総合職1・技術職2・デザイナー1）に課せられた課題は、
「pixivの関連サービスであるBOOTHのメールを開発せよ」
というかなり、ザックリとしたものでした。
思わず頭をかかえました。
え、何から手をつければいいのだろう・・・・
1日目の午後はめちゃくちゃオドオドしてました。笑
技術職の人は環境構築に苦戦しているようでした。
でも何とかメールの仕様を確定させて、
「開発お願いしますっっ！！！！」
っていうところまでたどり着けました。
そこから技術職の人がひたすらmacとにらめっこしながら実際にメールを送る機能を開発していきました。
本当に何を書いてるのか理解できなかったんですが、
「これはこういうことだよ」
と、要所要所で超わかりやすく解説してくれたおかげで企画が違った方向に進むこともなく、いい感じに進んでいきました。
あと、今回はデザイナーさんと密接に仕事をする時間が多かったのでUIのこととかIllustratorの使い方とか
「はっ・・・！」
とすることがたくさんありました。
課題に取り組んでいる間に、DMの講義があったり全社ランチに参加したりと面白いイベントが盛り込まれてました。
私たちのチームは、deployするまでには至らなかったんですがこれが実際に使われ始めるとなかなかいい感じのことが起きるんじゃないかなって思ってます。（詳細はゴニョゴニョ・・）
最終日に成果報告会があったんですが、
なんせ緊張しまくりであんまり記憶がないです。
でも他のチームの人が、実際に検証したデータや分析を発表しててただただ
「なるほどなぁ〜・・・・」
と聴き入ってましたね。
思ったこと色々
自分で考えて何かを作ることはやっぱり楽しい
ピクシブの社員さん個性強い
でもみなさん優しい
オフィスがカラフル
オフィス何時間いても疲れない
椅子がめっちゃ高いやつ
フリードリンク激アツ。
社員さんのプレゼン面白い
エンジニアさん心から尊敬する
参加者のレベルが高すぎる・・・
５日間一瞬すぎ
またインターン参加したい
ピクシブ大好き
BOOTHみんな使ってくれ・・！
ニックネームで呼ぶの良い・・・
５日間のインターンに参加して、
自分の限界値はまだまだ上なんだと感じました。
あと考えてそれを可視化させるのが好き。それを仕事にできたら幸せだろうな、と思いました。
終わってしまうのが寂しかったので、またぜひ次の機会があれば参加したいです！
ピクシブの社員の皆様、
本当にありがとうございました！！！！
写真
